逆SEO対策

さて、裏サイトは検索に表示されたいですか?

親や学校の先生にバレたくない場合、検索に表示されない方が都合良いでしょうか。

ここでは裏サイト向けの「逆SEO対策」を話します。


クロールさせない

<meta name="robots" content="noindex">

このように記述すると、検索サイトに表示されなくなります。


スクレイピングさせない

このままだと、自動アクセス自体は可能です。

これはweb魚拓やアーカイバーに勝手に保存されてしまうことを意味します。

そこで「見ないで下さい」という意思表示をします。

以下は「robots.txt」に記述する内容です。

User-Agent:Megalodon
Disallow:/
これで魚拓を防げます。全部防ぐ場合は、
User-Agent:*
Disallow:/
とします。


また、能動的に防御する方法で「.htaccess」を使用する方法もあります。

#アクセス拒否する対象のIPが判明している場合
order deny,allow
deny from 対象のIPアドレス

あるいは「IPアドレスのホワイトリスト」を使って該当しないアクセスを全部拒否する方法もあります。


もっともらしい方法

前述のような小細工なしに、もっと確実な方法があります。

例えば、クッキー送信をアクセス条件にします。どうやらクローラはクッキーを受け入れないようですので。

あるいは、POSTリクエストをアクセス条件にします。

<?php
//クッキーが送信されたら本文を表示
if (isset($_COOKIE['allow'])){
    //本文を表示する処理を記述
} else {
    //初回アクセスまたはクッキーを受け入れていない
    setcookie('allow', '', time() + 3600, '/'); //ヘッダー以外に何か文字を出力する前に実行すること

    //初回アクセス時の表示をする処理を記述
}

または

<?php

if (isset($_POST['accessed'])){
    //本文を表示する処理を記述
} else {
    //これをbodyタグ内の何処かで出力すること
    echo '<form action="" method="POST"><button type="submit" name="accessed" value="accessed">認 証</button></form>';
}

このようにすれば、少なくともgoogleボットは本文にアクセス出来なくなります。

勿論、ログイン制にしても良いです。



次回: デザイン


前回: 最低限舐められないための対策




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